森を守り 暮らしを守る 平和郷管理 HEIWAGO NATURE FIELD KEEPERS

平和郷 HEIWAGO

那須 森の番人ブログ NASU BLOG

那須 本日の天気

/

明日以降の天気

HEIWAGO NATURE FIELDの昆虫記

2018年7月12日

今日は「HEIWAGO NATURE FIELD」で目線を足許に落として歩いてみた。

HEIWAGOの夏はFIELDをノシメトンボ(別名クルマトンボ)やシオカラトンボがパートナーを探して乱舞する。ファインダーを近づけるとスッと上昇してホバーリング。一定の距離を取るとまた直ぐに同じ場所に着地する。しばしその繰り返しを楽しむ。

湿った土壌にはドクベニタケが菌糸を拡げ始める季節。これは名前のとおり毒キノコ。食用のタマゴダケと見間違えるので採食は厳禁。

その傍らではニホンアカガエルが下草の隙間から斥候のようにコチラの動きを窺っていた。

彼らにとってはクルマトンボも食料か。

足許を1㎝ほどの黒い塊が移動した。目を凝らすとオサムシがエサを探して地面の凹凸をぎこちなく乗り越えていく。その動きはゼンマイ式のブリキのおもちゃのようで俯瞰して見ていると愛らしくなる。

これ以上ファインダーを近づけるのはよそう。案の定シャッター音に反応して蜂に似たアカウシアブがあり得ない方向に飛び去った。刺されると1週間は痒みが止まらない。

この森には昆虫や小さな生き物をエサにする貴重な野鳥も多く棲息する。肥沃な森の食物連鎖が森の豊かさの確かな証拠。日常の前だけを見て歩く都会の雑踏を抜け出して、那須高原の豊かな森で童心に帰って昆虫探しをするのも悪くありません。

7月13日から上野国立科学博物館で開催の「昆虫特別展」。生態を学んでからHEIWAGO NATURE FIELDに出かけると今まで避けていたあの虫も宝石に見えるかもしれません。是非この夏ご家族そろってHEIWAGOの昆虫採集にもお越しください。スタッフ一同お待ちしております。