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僕の夏休み「那須の別荘で楽しかった想い出」

2018年8月23日

子供や孫に伝えたい事。リアルなアドベンチャーワールド。

ギリギリする真夏の炎天下。僅かなお小遣いで買った安物の水中メガネ。初めて覗いた那須高原を流れる那珂川の川底。ひげのあるカマツカのひょうきんな顔やオイカワの虹色に光る魚体に心躍らす。

川遊びに夢中で唇が紫色になるころ母親の大きな呼び声が川面にこだまする。ペコペコに減らした胃袋を揺らしてダッシュで戻った先には、炭火で焼かれた豚バラが自らの肉汁を網目から熾の上へ滴り落として待っている。エバラ甘口のたれでビチョビチョになったそいつを鼻を鳴らして頬張る口いっぱいの幸せ。家族みんなに大きな声で笑われた。

口の周りを油でべとべとにしたままポッコリと膨れ上がったお腹を抱えて暫しの昼寝。木漏れ日から同時に差し込むステレオサイズの蝉の鳴き声が夏の記憶のBGM。

酒呑童子になった父親を芝の上に捨て置きこれからがアドベンチャーワールドのシーズン2。

フルハイビジョンな那須高原の生き物は夏休みの自由研究素材。

幽玄な姿で自在に飛び回る雌雄のハグロトンボ。別名神様トンボとも呼ばれることを那須に別荘を買ったおじいちゃんから教えてもらった。

小学館の生物図鑑ではアメンボの語源は「飴棒」だと言う。飴の匂いがするそうだが本当だろうか。

上流に向かって隊列を組む姿に劇場版エヴァの第7使途を想い出し水面に顔を近づけることをためらった。

よかった近づかなくて。。。
トウキョウダルマガエルが駆逐掃討戦を挑もうとしていた。

足許にオニヤンマ。トンボ族の覇王。グリーンアイ。怖い。

那珂川の中流域までは鮎の簗場が掛けられている。那須高原がその簗場の北端にあたる。夏の記憶に手掴みで捕まえた鮎が本当にスイカの匂いがした事を想い出した。

夏休みのハイライト。

学校では「危ないからこういう所には近づかない」といつも冒険心の無い事を言われている。しょうがなく酒臭い父親を起こして水中をタモ網でいたずらに引っ掻き回す。見かねた父親が自ら「ぐっと腰を落としてタモ網を躰の中心にして両手で底曳くように素早く岸際に追い込んでこうやってグイっと引き揚げる!」

いつもの酒呑童子が金剛力士かと見紛うほどに神々しく見えたこれも夏の想い出。そんな父親も那須の別荘で全く同じようにおじいちゃんに教わったと後で聞かされた。

ある人は「もう別荘は生活に必要の無いもの」と言った。

いやいや別荘は所有の仕方が変化しただけで、豊かな人生を過ごすためにはとっても大切なライフツールである事をご記憶いただきたく今回のブログでお伝えいたしました。